岐阜県恵那市山岡町は、煉り羊羹など和菓子の原材料として使われる細寒天(糸寒天とも)の一大産地です(「山岡細寒天」は地域団体商標として商標登録されています)。


~ 心太(ところてん)の天突き作業、山一寒天産業株式会社の棚場で2016年2月1日撮影。

よしずの上に突き出された心太(ところてん)は、昼間の乾燥、夜間の凍結を何度も繰り返すことで、細寒天に仕上がります。


~ 山岡町の冬の風物詩「寒天干し」。






さて、2018年9月28日(金曜日)午後0時40分頃、食と健康のステーション「山岡駅かんてんかん」へ行ってきました。



「山岡駅かんてんかん」は、明知鉄道の山岡駅、寒天資料館、寒天カフェ&レストラン、森の列車カフェなどから構成される複合施設です。


~ 山岡駅を発車した明智鉄道「恵那行」列車。


~ 左側が待合室で奥にトイレ、右側が寒天資料館、奥にカフェ&レストランがあります。

寒天資料館においては、「山岡細寒天」ができるまでが、パネル、映像などにより詳しく解説されています。また、寒天製造道具も展示されています。



寒天資料館の展示を観覧した後、寒天カフェ&レストランを利用しました。オーダーしたのは、「心(ところ)あんみつ」です。



「心あんみつ」を食べ終えたら、ミニ天突き器を使って突き出した心太(心太風寒天)をいただきます。


~ ミニ天突き器(突き棒を押して心太を突き出す)。


~ 黒蜜をかけていただきます。ちょっと食感は違いますが、葛切り風です。

寒天カフェ&レストランにおいては、「山岡細寒天」、「山岡細寒天」を使った加工食品などが販売されています。

☆ 「山岡駅かんてんかん」(岐阜県恵那市山岡町田沢3058-4)
☆ 2018年9月28日(金曜日)午後0時40分頃利用