「喫茶店」、コーヒー、紅茶などの飲み物や軽食を提供する飲食店。といっても、「喫茶店」以外にもいろいろな呼び方があります。

カフェ、コーヒーショップ、コーヒーハウス、ティールーム、ティーハウス、コーヒー店、珈琲店、珈琲専門店、自家焙煎珈琲店、茶店、茶屋、茶房、茶室、・・・等々。

飲み物以外に提供する物・役務によっても呼び方がいろいろあります。

漫画喫茶、コミックカフェ、コミック喫茶、音楽喫茶、ジャズ喫茶、甘味喫茶、・・・等々。


日本で最初の喫茶店「ブラジル移民の父」がはじめた―カフエーパウリスタ物語

  • 作者: 長谷川 泰三
  • 出版社/メーカー: 文園社
  • 発売日: 2008/11
  • メディア: 単行本


ところで、「喫茶店」とはどんな飲食店のことなのでしょうか?

日本標準産業分類では「喫茶店」は、次の様に定義されています。

分類番号7671 〔喫茶店〕 主としてコーヒー、紅茶、清涼飲料などの飲料や簡易な食事などをその場所で飲食させる事業所をいう。              〇喫茶店;フルーツパーラー;音楽喫茶;喫茶店;カフェ ×スナックバー〔7661〕

一方、東京都福祉保健局が管理する「東京都の食品安全情報サイト」に載っている「営業許可種類一覧」を参照すると、喫茶店営業は次の様になっています。

喫茶店営業  喫茶店、サロンその他設備を設けて酒類以外の飲物又は茶菓を客に飲食させる営業のこと。

ここでいう ‘‘茶菓’’ がどのようなものを指すのか調べてみました。

島根県益田保健所のサイトに載っている喫茶店営業の業種定義に次の記載がありました。

喫茶店営業の業種定義 ・酒類以外の飲み物又は茶菓(調理、製造行為なし)を客に飲食させる営業をいう ・喫茶店営業の範疇で提供できる食べ物は、トーストまで ・サンドイッチ等調理を行い客に提供する場合は飲食店営業の範疇となる。・・・以下省略・・・





さて、2013年1月24日(木曜日)午前10時半頃に、名古屋市瑞穂区上山町にある珈琲所「コメダ珈琲店 本店」(直営店)へ行ってきました。


~ 「コメダ珈琲店 本店」、名古屋市瑞穂区の住宅街を通る幹線道沿いにあります。「本店」ではなく、「上山店」(FC店)と呼称されていたことがあります。

珈琲所「コメダ珈琲店」は、株式会社コメダ(本社:名古屋市東区)が広域多店舗展開している名古屋スタイル・フルサービス型の喫茶店チェーンです。


~ 営業時間は午前7時から午後11時までです。

禁煙席は満席だったので、空席があった喫煙ホールの4人用席にすわりました(4人用席の一人使い)。


~ 席にすわると、女性スタッフが水と温められたタオル地のおしぼりを持ってきてくれました。水が入ったグラス、珈琲所「コメダ珈琲店」のマスコットキャラクターの「コメダおじさん」が消えそうになるくらい使いこまれていました。

オーダーしたのは、アイスミルク(ガムシロップ抜き)、そして無料のモーニングサービスに小倉あん(有料)を追加しました。


~ 珈琲所「コメダ珈琲店」で開店から午前11時までの時間帯にドリンクをオーダーすると、「厚切りバタートーストと温かいゆで玉子」が無料(+0円)でついてきます。この無料サービスは、「モーニングサービス」と呼ばれています(「モーニング」と略すこともあります)。バターをジャムに変えることができますし、バター無しにもできます。


~ 追加した「小倉あん」は100円(税込)です。バタートーストに自分でトッピングして、「小倉トースト」にして食べます。

午前11時5分頃に珈琲所「コメダ珈琲店 本店」を退店する時、入り口には入店待ちのお客さまが並んでいました。

常連のお客さま率が高いと聞く「コメダ珈琲店 本店」、活気がある喫茶店でした。


コメダ珈琲店

【参考:コメダの株主が変わります】 珈琲所「コメダ珈琲店」(1月24日時点の店舗数:478店舗)をチェーン展開している株式会社コメダは、「株主の変更について」と題した1月15日付の文書を公式サイトに掲載しました。同文書を読むと、「株主のアドバンテッジパートナーズ有限責任事業組合がサービスを提供するファンド等と、MBKパートナーズ(以下「MBKP」)との間で株式譲渡の契約締結に至りました。」となっており、コメダの株主がファンドからファンドへと変わるそうです。


☆ 珈琲所「コメダ珈琲店 本店」
  (名古屋市瑞穂区上山町3-13)
★ 2013年1月24日(木曜日)午前10時30分頃利用