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発酵度の違う「伊勢茶」を楽しむ〔深緑茶房お茶教室「伊勢茶の勉強会」〕 [深緑茶房]

三重県松阪市飯南町の茶農家が直営する深緑茶房名古屋カフェにおいて2020年9月8日(火曜日)午前11時より、お茶教室「伊勢茶の勉強会」が開かれました(参加人数限定開催)。

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~ 深緑茶房名古屋カフェ(名古屋市中村区名駅4丁目26-25 メイフィス名駅ビル1階)


新訂 緑茶の事典

新訂 緑茶の事典

  • 出版社/メーカー: 柴田書店
  • 発売日: 2020/09/10
  • メディア: 単行本


さて、松坂生まれの国学者の本居宣長(1730~1801)と「伊勢茶」についてのレクチャーの後、発酵度の違う「伊勢茶」を飲み比べました(1煎だし)。

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~ (左から)和紅茶・萎凋茶・普通煎茶。

緑茶、烏龍茶および紅茶はいずれも、ツバキ科の多年性植物で学名がカメリア・シネンシスという茶(チャ)の樹から摘んだ生葉を加工した加工食品です。お茶(緑茶・烏龍茶・紅茶)は、栽培方法、製造方法、喫茶方法などによって分類されますが、発酵度によって不発酵茶(緑茶)・半発酵茶(烏龍茶)・発酵茶(紅茶)に分類されます。


食品表示法に基づく食品表示制度のルールブックである食品表示基準は緑茶を、~茶葉(一部茎を含む。)を蒸熱又は釜炒り等の方法により茶葉中の酵素を失活させた後、飲食用に供せられる状態に製造したものとし、一般に緑茶であると認識されているものが該当します。~ と定義しています。 ※補足:「茶葉中の酵素を失活させる」ことを殺青(さっせい)と呼ぶことがある。


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~ (左から)和紅茶・萎凋茶(微発酵茶)・普通煎茶。

飲み比べを楽しんだ後は、ティータイムです。

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~ 深緑茶房が開発中の「(仮称)極上ほうじ」と栗きんとん。

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