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「豪商のまち松阪」への誘い(後半) [豪商のまち松阪(まつさか)を歩く(三重県松阪市)]

「豪商のまち松阪」への誘い(前半)は、→こちら

「旧長谷川治郎兵衛家」の次に向かったのは、国指定史跡「松坂城跡」の敷地内にある国登録有形文化財「松阪市立歴史民俗資料館」(松阪市殿町1539番地)です。

191026松阪あるき35、松阪市立歴史民俗資料館.JPG
~ 「松阪市立歴史民俗資料館」は1911年(明治44年)に建築着工、1912年から飯南郡図書館として開館した建造物です。

 ・開館時間:午前9時~午後4時(4月~9月:午後4時30分まで)
 ・休館日 :月曜日(祝日を除く)、祝日の翌日、年末年始
 ・入館料 :大人80円、小中学生・高校生40円(3館共通入館券あり)

「松阪市立歴史民俗資料館」において2019年12月9日(日曜日)まで、第70回松阪肉牛共進会開催記念企画展「松阪牛~世界ブランドと呼ばれるまで~」が開催されています。

191026松阪あるき36、松坂市立歴史民俗資料館.JPG

「松阪市立歴史民俗資料館」において企画展と常設展を観覧後、「松坂城跡」を経由して国指定重要文化財(建造物)「御城番屋敷」へと歩きました。

191026松阪あるき39、松坂城跡から見る御城番屋敷.JPG
~ 松坂城跡より見る「御城番屋敷」。(松阪城裏門跡を出た先の)石畳の両側に並んでいる屋敷が「御城番屋敷」です。

松阪市観光プロモーションサイトを参照すると、「松坂城裏門跡と搦手門(竹御門)跡を結ぶ石畳の両側に、美しく整えられた槇垣を巡らした御城番屋敷は、松坂城を警護する「松坂御城番」という役職の武士20人とその家族が住んだ武士の組屋敷」だそうです。

191026松阪あるき40、御城番屋敷.JPG

「御城番屋敷」の石畳を通って次に向かったのは、殿町に残る江戸時代末期の武家屋敷の松阪市指定有形文化財「原田二郎旧宅」(松阪市殿町1290番地)です。

191026松阪あるき41、原田二郎旧宅.JPG
~ 「原田二郎旧宅」の表門。

 ・開館時間:午前9時~午後5時
 ・休館日 :月曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始
 ・入館料 :無料

191026松阪あるき44、原田二郎旧宅.JPG
~ 「原田二郎旧宅」は明治から大正にかけての実業家で公益財団法人原田積善会を設立した原田二郎(1849~1930)の生まれ育った家だそうです。

191026松阪あるき42、原田二郎旧宅(2階8畳).JPG
~ 「原田二郎旧宅」2階の8畳間。

伊勢商人の世界

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さて、「原田二郎旧宅」を後にして向かったのは、今回の「松阪あるき」のゴール地点の代表銘菓「老伴(おいのとも)」で知られる1575年(天成3年)創業の和菓子の老舗「柳屋奉善」の茶房「楊柳園」(松阪市中町1877番地)です。

191026松阪あるき06、柳屋奉善.JPG
~ 旧伊勢街道にある「柳屋奉善」本店。

茶房「楊柳園」でオーダーしたのは、代表銘菓の「老伴」と煎茶のセットです。

191026松阪あるき51、老伴セット.JPG
~ 「老伴」は、まん中に幸せを呼ぶ鳥「鴻」の図柄、その左右に漢字の「延年」(右側が「延」、左側が「年」)が配されています。

191026松阪あるき54、老伴.JPG
~ 「老伴」の裏側は羊羹です。

柳屋奉善の茶房「楊柳園」で甘楽茶楽時間を過ごした後、松阪駅まで歩き、松阪発午後1時45分のJR「快速みえ14号 名古屋行」に乗車し帰路につきました。松阪市滞在時間約4時間の「松阪あるき」でした。

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~ この電車は、松阪(まつさか)を午後1時53分に発車するJR紀勢本線「亀山行」です。


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