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所蔵茶道具展「茶の湯にみる伝統工芸 -桃山・江戸から昭和へ-」、2019年12月2日(日)まで開催中 [桑山美術館(名古屋市昭和区)]

2019年9月7日(土曜日)午前10時頃、名古屋市昭和区山中町にある桑山美術館へ行ってきました。

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~ 桑山美術館の表門。

s_190907桑山美術館02、玄関へのアプローチ.JPG
~ 桑山美術館のアプローチ。

桑山美術館において2019年12月1日(日曜日)まで、

 所蔵茶道具展
茶の湯にみる伝統工芸 -桃山・江戸から昭和へ-

が開催されています。

s_190907桑山美術館03、企画展「茶の湯にみる伝統工芸」のチラシ.JPG
~ 所蔵茶道具展「茶の湯にみる伝統工芸 -桃山・江戸から昭和へ-」のチラシ。

・展覧会名:所蔵茶道展「茶の湯にみる伝統工芸 -桃山・江戸から昭和へ-」
・開催期間:2019年9月7日(土曜日)~12月1日(日曜日)
・休館日 :月曜日(祝日は開館)、祝日の翌日(9月17日・24日、
      10月15日・23日、11月5日)
・開館時間:午前10時~午後4時
・入館料 :一般500円、中・高・大学生300円

桑山美術館は、名古屋市営地下鉄鶴舞線「川名」駅から歩いて8分ほどです(住所:名古屋市昭和区山中町2-12)。



さて、1981年(昭和56年)4月に開館した桑山美術館は、初代館長の桑山清一さん(1902~1989)が永年にわたって収集した絵画及び美術工芸品を所蔵し、年3回(新春・春季・秋季)の企画展において所蔵品を展覧しています。

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~ 桑山美術館の本館、「SK」は初代館長の桑山清一さんのイニシャルです。

今回の所蔵茶道具展「茶の湯にみる伝統工芸 -桃山・江戸から昭和へ-」についてチラシを参照すると、次の説明が載っています。

今季の茶道具展では江戸時代以前から用いられた茶道具とともに、桃山陶の再現を試み、独自の芸術に昇華させた荒川豊蔵や加藤唐九郎、備前焼の金重陶陽、萩焼の三輪休和、唐津焼の中里無庵といった昭和に活躍した陶芸家のほか、漆器や金工などの現代工芸家の茶道具も含まれます。一例として、桃山時代の志野茶碗や鼠志野茶碗と共に荒川豊蔵の鼠志野茶碗のほか、加藤卓男、鈴木藏、加藤孝造といった美濃焼を代表する陶芸家による競演や、江戸時代の楽家4代一入、5代宗入に対し15代吉左衛門による黒茶碗など、伝統を継承しながらも現代工芸家の個性が発揮された茶道具をご覧ください。


s_190907桑山美術館04、展示室.JPG
~ 本館1階の展示室。

s_190907桑山美術館05、展示の様子.JPG
※展示室内は撮影禁止ですが、許可を得て撮影しました。

桑山美術館には、庭園に小間「青山」(四畳半中板)、本館2階に茶室「望浪閣」(八畳二間)および別館に「立礼席」(約46畳)があり、趣向に応じてそれぞれのお茶室を利用することができます。

s_190907桑山美術館10、本館の回廊から茶室「青山」をみる.JPG
~ 本館の回廊より庭園にある茶室「青山」を見る。

なお、学芸員の前田明美さんによるギャラリートークが展覧会期間中に2回開かれます。参加費不要(ただし要入館料)、事前申込不要、途中参加可・途中退席可。

■ギャラリートーク
 ・2019年10月26日(土曜日)午後2時~3時頃
 ・2019年11月16日(土曜日)午後2時~3時頃

ギャラリートークの内容などにつきましては、桑山美術館のホームページでご確認ください。
→ こちら

☆ 「桑山美術館」(名古屋市昭和区山中町2-12)

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