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御菓子所「両口屋是清 栄店」へ行ってきました〔喫茶室で「萩の露」(きんとん製)と煎茶(宇治田原煎茶)〕 [御菓子所「両口屋是清」]

名古屋を代表する老舗和菓子屋の御菓子所「両口屋是清」が発行した「尾張の和菓子を伝えて-両口屋是清の350年-」(1986年1月31日、両口屋是清発行)にとても興味深い記述があります。

震災を境にして京浜地帯は復興、大企業はぞくぞくと工場をつくった。 (略) 名古屋もまた大正13年の半ばころから、市郊外の区画整理事業が急激に勃興し、14年に入りますます機運は上昇した。 (略) これにいちはやく目をつけたのが副都心や盛り場に進出したデパートだった。 (略) 老舗の後継者として家業に従った清治は、 (略) 箱車を押して限られたお茶人だけを相手に商売しているだけでは発展がない。もっと大衆を相手にしなければならぬと考えた。・・・「尾張の和菓子を伝えて-両口屋是清の350年-」195~196ページより引用。


創業1634年(寛永11年)の御菓子所「両口屋是清」11代大島清治さんが目を付けたのは、日本茶だけでなく、コーヒーやミルク、紅茶を提供する喫茶店です。

出店したのは、南大津町に移転した「いとう呉服店」(松坂屋のこと)の跡地(名古屋・栄町)にオープンした食料品マーケット「栄屋」で、喫茶店の店舗名は「喫茶SPA(スパー)」です。「栄屋」西口の角にオープンした「喫茶SPA(スパー)」は、同書によると、よく人が入ったそうです。




さて、2019年8月31日(土曜日)の午前10時頃、御菓子所「両口屋是清 栄店」へ行ってきました。

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~ 「両口屋是清 栄店」は、2019年3月末をもって閉館した中日ビルの南隣の久屋パークビル1階にあります。今回掲載の写真はすべて、2019年8月31日に撮ったものです。

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「両口屋是清 栄店」は、喫茶室が併設された店舗です。栄店のほか、八事店と東山店も喫茶室が併設されています。

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~ 「両口屋是清 栄店」の喫茶室は席数24席(4人席x6テーブル)です。

煎茶と生菓子をオーダーしました。煎茶は「宇治田原煎茶」を選びました。

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~ ガラス急須で抽出された1煎目は茶碗に注がれて提供されます。2煎目から自分で淹れるスタイルです。

生菓子は「萩の露」(きんとん製)を選びました。

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☆ 御菓子所「両口屋是清 栄店」
  (名古屋市中区栄4丁目14-2 久屋パークビル1階)






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笹屋伊織の女将塾「愛される所作~紺色の会」を受講しました〔特別講座「職人による和菓子作り体験」〕 [笹屋伊織の女将塾]

笹屋伊織の女将塾「愛される所作~紺色の会」が2019年8月28日(水曜日)、名鉄百貨店本店本館9階のバンケットルームにおいて開催されました。午前・午後・夜の3部制(各回定員24名)。

 ・午前の部:11:30~12:30
 ・午後の部:14:00~15:00
 ・夜の部 :19:00~20:00

講師は、享保元年(1716年)創業の京菓匠「笹屋伊織」10代目女将の田丸みゆきさん※です。

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2019年度の笹屋伊織の女将塾「愛される所作」は前年度同様、毎月のテーマカラーが決まっています。

「好評につき、今年度も毎月の色のテーマを決めました。お召し物や小物に各月のテーマの色を身につけてお楽しみください。」
が田丸先生から受講者へのメッセージです。

※田丸先生のプロフィール、定期セミナー情報などについては、「田丸みゆきオフィシャルサイト」をご覧ください。 → こちら

これまでに開催された笹屋伊織の女将塾「愛される所作」につきましては、田丸みゆきオフィシャルサイトに載っているセミナーレポートをご参照ください。






さて、2019年8月28日(水曜日)の午後2時5分頃より始まった笹屋伊織の女将塾「愛される所作~紺色の会」(2019年度第5回)の午後の部を受講しました。

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~ 2019年度第5回の女将塾のテーマカラーは「紺色」。

今回の女将塾は特別講座で、職人による和菓子作り体験です。田丸先生より特別講師の紹介がありました。

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~ (中央)中堅職人の伊藤さんは愛知県豊田市出身、(右側)入社4年目の川合さんは岐阜県土岐市出身。

今回取り上げた和菓子は、茶席菓子の中で人気が高い「きんとん」2種です。粒餡の餡玉に箸でそぼろ餡をつける川合さんの実演をお手本に、参加者が「きんとん」作りを体験しました。

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~ つくね芋を手に持ちながら、説明をする川合さん。

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~ 粒餡の餡玉に箸でそぼろ餡をつける川合さん。

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~ つくね芋をあわせたそぼろ餡。

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~ 飾りをつけて完成、「萩きんとん」。

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~ そぼろ餡に寒天を合わせた「菊きんとん」。

つくね芋を合わせたそぼろ餡と寒天を合わせたそぼろ餡という2種の「きんとん」をお抹茶をいただきながら食べ比べるという楽しい企画でした。

なお次回は、2019年9月18日(水曜日)に開かれる女将塾「愛される所作~紫色の会」です。
 ・今月の色:紫色
 ・和菓子 :秋の蓬莱山
 ・参加費 :2,000円

女将塾への参加申込につきましては、田丸みゆきオフィシャルサイトの講演情報ページよりウェブ申込みされるか、京菓匠 笹屋伊織 本社へ電話でご連絡願います。

受付時間:午前9時~午後5時  定休日:火曜日
電話:(075)692-3833

これまでに開催された笹屋伊織の女将塾「愛される所作」につきましては、田丸みゆきオフィシャルサイトのセミナーレポートをご参照ください。







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茶カフェ深緑茶房「お茶教室」(2019年9月)、開催のお知らせ [深緑茶房]

名古屋・名駅4丁目にある茶カフェ深緑茶房は、茶農家(農業生産法人・有限会社深緑茶房、本社:三重県松阪市飯南町)が直営する日本茶カフェです。

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~ 茶カフェ深緑茶房は、名駅ミヤコ地下街4番出口を出て、セブンイレブンの裏隣です。2019年8月20日撮影。

茶カフェ深緑茶房において新茶で繁忙な5月を除いて毎月、「お茶教室」が開かれています。




さて、茶カフェ深緑茶房「お茶教室」(2019年9月)は、2019年9月24日(火曜日)午前11時より開かれます。テーマは、~煎茶を淹れる道具「急須」を知る~ です。

・日 時:2019年9月24日(火曜日)午前11時~午後0時30分頃
     (「お茶教室」約60分、お茶と甘味の時間:約30分)
・場 所:茶カフェ深緑茶房
     (名古屋市中村区名駅4丁目26-25メイフィス名駅ビル1階)
・講 師:松本 浩さん(日本茶インストラクター)
・テーマ:煎茶を淹れる道具「急須」を知る
・内 容:レクチャー(テキストあり)、
     飲み比べ(材質・形状が違う急須で淹れた煎茶の飲み比べなど)
・参加費:1,500円(税込、お茶と甘味付き)

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~ 2019年8月20日に開かれた「お茶教室」において「香る萎凋煎茶を熱湯で淹れる」を実演する松本さん。

茶カフェ深緑茶房の「お茶教室」についてのお問合せおよび参加申し込みは;
 茶カフェ深緑茶房
 電話:(052)551-3366






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「とこなめあるき(2019年8月24日)」、キーワードは「井戸筒(いどつ)」 [常滑めぐり(愛知県常滑市)]

2019年8月24日(土曜日)午前9時10分頃、名鉄常滑駅をスタート。

今回の「とこなめあるき」は、「常滑の井戸筒(いどつ)」をキーワードに常滑やきもの散歩道などを歩きました。参考にしたのは「やきもの散歩道マップ」、常滑の街道・発掘調査の会がまとめた「常滑の街道」および「とこなめ陶の森」資料館作成「常滑の井戸筒」などです。

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~ 常滑駅横の「散歩道案内塔」がある広場が私の「とこなめあるき」のスタート地点です。

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~ 「ようこそ常滑に」、残念なことに急須の手が折れています。

「やきもの散歩道」スタート地点の常滑市陶磁器会館へ向かいます。

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~ 北山橋の横に見守り猫「とこにゃん」が見えます。道路の反対側の歩道が「とこなめ招き猫通り」と呼ばれており、いろいろな招き猫に出会うことができます。

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~ 常滑市陶磁器会館(常滑市栄町3-8)、開館日:年中無休、開館時間:午前9時~午後5時、入館料:無料。




さて、常滑市陶磁器会館から「常滑の井戸筒」が残っている廻船問屋「瀧田家」を目指します。

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~ 石炭焼成時代の名残の煉瓦煙突。

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~ 「旧常滑街道」の案内板。

井戸が残っている常滑市指定文化財の廻船問屋「瀧田家」(常滑市栄町4-75)

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~ 上が「井戸筒」、下は土管。

廻船問屋「瀧田家」の次の目的地は、国指定重要有形民俗文化財の「登窯」です。

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~ 1974年(昭和49年)まで稼働していた国指定有形民俗文化財「登窯(陶榮窯)」(常滑市栄町6-208)。

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~ 案内板の横に土留めとして使われているが「井戸筒」です。

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~ 「とこなめ陶の森」資料館の企画展「常滑の井戸筒」を観覧するまで「井戸筒」のことを知らなかったので、土管だと思っていました。

こちらの土留めは土管です。

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1590年(天正8年)に廃城となった常滑城に関する資料「古地図と現代地図でたどる常滑城」、「常滑街道」に関する資料「-子孫に伝えたい-常滑の街道」と「北条の常滑街道」、そして今回、「常滑の井戸筒」に関する情報が加わったことで、「とこなめあるき」がさらに楽しくなってきました。






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講演会「常滑の井戸筒(いどつ)」@とこなめ陶の森資料館 [大人の社会見学(文化施設・セミナー・工場見学等)]

2019年8月24日(土曜日)午前9時45分頃、愛知県常滑市の「とこなめ陶の森」資料館へ行ってきました。

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~ 「とこなめ陶の森」資料館の表門、奥に見える建物が資料館。

「とこなめ陶の森」資料館の特別展示室において2019年10月14日(月曜日/祝日)まd、企画展「常滑の井戸筒(いどつ)」が開催されています。

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~ 企画展「常滑の井戸筒」関連の配布資料「見に来てね……」。

「縦に堀り抜いた井戸が崩れないようにするための防護壁として使用されたやきもの」のことを指す「井戸筒」は常滑において200年ほど前から生産が始まり、昭和30年代に電動ポンプや愛知用水の普及によって大きく衰退したそうです(出所:配布資料「常滑の井戸筒」)。

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~ 企画展「常滑の井戸筒」が開かれている特別展示室。




さて、「とこなめ陶の森」資料館2階の講座室において午前10時より、講演会「常滑の井戸筒」が開催されました(参加費無料、予約不要)。

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講師は、「とこなめ陶の森」の学芸員・小栗康寛さんです。

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~ 開演前の講座室。

井戸の歴史と名称、常滑の井戸筒などについての約95分間の講演「常滑の井戸筒」は、とても勉強になり、これまで土管だと思っていたものが井戸筒だということに気づきました。

「とこなめ陶の森」資料館においては、特別展示室以外にも井戸筒が展示されています。

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~ 常設展示室に展示されている雷文形井戸筒。

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~ 資料館の前に展示されている屋号入りの井戸筒(明治時代)。

☆ 「とこなめ陶の森」資料館(愛知県常滑市瀬木町4丁目203番地)






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