「美濃桃山陶」、美濃焼が最も輝いた時代 -(3)国指定史跡「元屋敷陶器窯跡」- [東美濃のミュージアム]
♪ 「美濃桃山陶」、美濃焼が最も輝いた時代 -(2)美濃桃山陶と荒川豊蔵- の続き
岐阜県土岐市泉町久尻にある国指定史跡「元屋敷陶器窯跡」は、大窯3基(元屋敷東窯1~3号窯)と燃焼室14房の連房式登窯1基(元屋敷窯)から構成される古窯跡群です。
~ 国指定史跡「元屋敷陶器窯跡」(遠景)、2020年2月23日撮影(以下の写真も同日撮影)。
~ 国指定史跡「元屋敷陶器窯跡」案内板。
~ 横から見た連房式登窯跡を覆う建屋。
~ 連房式登窯跡の最上段から下方を撮った写真。全長約24.7メートル幅2.2メートル。
~ 連房式登窯の最下段から上方を撮った写真。
「元屋敷陶器窯跡」の出土品合計2,431点が美濃窯における陶器生産の変遷が分かる史料として、2013年(平成25年)に国の重要文化財に指定されました。
さて、国指定史跡「元屋敷陶器窯跡」から歩いて5分ほどの所にある土岐市美濃陶磁歴史館において、「元屋敷陶器窯跡」などから出土した美濃桃山陶が展示されています。
次の写真は、2019年11月29日から2020年2月24日まで開催された企画展「昭和、美濃の陶工 林景正」と同時開催された収蔵品展「美濃桃山陶って何だろう」において撮影した作品です。
~ 志野向付(安土桃山時代)。
~ 鼠志野額鉢(16世紀末~17世紀初)。
~ 瀬戸黒茶碗(16世紀末、高根窯工房跡出土)。
~ 織部黒茶碗(元屋敷陶器窯跡出土、17世紀初頭)。
~ 黒織部茶碗。
~ 鳴海織部向付。
~ 弥七田織部向付(17世紀初)。
♪ 「美濃桃山陶」、美濃焼が最も輝いた時代 -(4)荒川豊蔵と林景正の作品- に続く
こんにちは^^
美濃焼は好きです。
鼠志野鉢や黒織部茶碗、素敵ですね♪
鳴海織部の向付も好いですね^^
弥七田織部は17世紀にはもうあったのですね。
私、水指を持っています^^勿論現代の方が造ったものですが...。
by いろは (2020-04-13 12:37)
こんにちは。
元屋敷陶器窯跡を楽しませてもらいました^^
美濃焼も素晴らしいです。
ありがとうございました。
いつもお世話になっております。
(@^^)/~~~
by Grs 満々美人 (2020-04-13 14:32)
いろはさん、おはようございます。
弥七田織部は、岐阜県可児市の弥七田古窯で焼かれた織部です。
by wattana (2020-04-14 08:29)