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名勝 玄宮園の茶席「鳳翔台」でお抹茶とお菓子で一服〔滋賀県彦根市〕 [茶室めぐり]

彦根城の第二郭に位置する玄宮園は江戸時代、隣接する楽々園とともに「槻御殿(けやきごてん)」と呼ばれた下屋敷でした。延宝年間(1673~1681年)に彦根藩4代藩主・井伊直興によって築造されたと伝わる玄宮園は現在、池泉回遊式庭園として一般公開されています(彦根市教育委員会作成の解説シートなどを参照しました)。

s_190617玄宮楽々園18、魚躍沼越しに臨池閣・鳳翔台・彦根城を見る.JPG
~ 魚躍沼(ぎょやくしょう)の対岸に臨池閣(りんちかく)と鳳翔台(ほうしょうだい)、その先に国宝・彦根城天守があります。2019年6月17日撮影(この記事に掲載した写真すべて)。

違う角度から、臨池閣と鳳翔台をご覧ください。

s_190617玄宮楽々園19、魚躍沼越しに御書院を見る.JPG
~ 左端の築山に建つ建物が鳳翔台です。

名勝 玄宮園内の築山にある藩主が客をもてなすための客殿だった、よし葺寄棟造りの鳳翔台は現在、茶席として利用されています。

s_190617玄宮楽々園22、鳳翔台.JPG
~ 茶席「鳳翔台」
 ・呈茶時間:午前9時~午後4時(年中無休)
 ・呈茶代 :500円(お抹茶・お菓子)






さて、2019年6月17日(月曜日)の午後0時30分頃に、名勝 玄宮園へ行ってきました。

s_190617玄宮楽々園01、玄宮園東口.JPG
~ 名勝 玄宮園の東門。

玄宮園の隣にある楽々園の御書院(※1)を観覧した後、魚躍沼沿いに玄宮園を歩き、茶席「鳳翔台」でお抹茶とお菓子をいただきました。

(※1)楽々園の御書院内部は2019年6月15日(土曜日)から23日(日曜日)まで特別公開されています。


s_190617玄宮楽々園27、茶席より古い茶室を見る.JPG

s_190617玄宮楽々園24、井伊直愛(なおよし)筆「神鳳栖其林」.JPG
~ 茶掛は、井伊家16代当主で殿様市長と呼ばれた井伊直愛(1910~1993)筆「神鳳栖其林」。

池泉回遊式庭園と国宝・彦根城天守の両方を眺めることができる席でお抹茶とお菓子をいただきました。

s_190617玄宮楽々園26、お抹茶といと重「埋れ木」.JPG
~ 現代湖東焼のお茶碗、お菓子は、創業文化6年(1809年)のいと重菓舗の代表銘菓「埋れ木」。

s_190617玄宮楽々園28、古い茶室.JPG
~ 鳳翔台が建つ築山の下にある古い茶室(茶室「涵虚亭」でしょうか?)、ずっと気になっています。

☆ 名勝 玄宮園の茶席「鳳翔台」(滋賀県彦根市金亀町3-40)

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