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国指定史跡「元屋敷陶器窯跡」へ行ってきました・・・2 〔岐阜県土岐市「織部の里公園」内〕 [東美濃のミュージアム]

2015年12月18日(金曜日)の午前9時45分頃、岐阜県土岐市(ときし)の「織部の里公園」内にある国指定史跡「元屋敷陶器窯跡」へ行ってきました。

151218織部の里公園③、元屋敷陶器窯跡 (コピー).JPG

151218織部の里公園①、元屋敷陶器窯跡遠景 (コピー).JPG
~ 国指定史跡「元屋敷陶器窯跡」の遠景、元屋敷窯が露出展示されている薄緑色の覆屋、その右側に元屋敷東1号窯(完全復元)などが見えます。

10月3日に訪れた時に撮った写真と比べると、竹林が伐採されたことがわかります。

151003元屋敷陶器窯跡② (コピー).JPG
~ 「元屋敷陶器窯跡」の遠景、2015年10月3日撮影。

元屋敷窯は、美濃地域最古の連房式登窯(れんぼうしき・のぼりがま)で、その重要性から元屋敷窯周辺一帯が昭和42年(1967年)に国指定史跡に指定されています。

さて、薄緑色の覆屋の中に入り、元屋敷窯の最上部から下を見ると、こんな感じです。

151218織部の里公園④、元屋敷古窯 (コピー).JPG

露出展示されている元屋敷窯の横の階段を下り、見学場所から窯を見上げました。

151218織部の里公園⑥、元屋敷古窯 (コピー).JPG

「元屋敷窯」は、全長約24.7メートル 幅2.2メートル、焼成室14房。

連房式登窯と呼ばれる元屋敷窯では、黒織部、青織部、志野織部などの織部製品が生産されたそうです(参照:土岐市のホームページと「織部の里公園」のリーフレット)。

元屋敷窯を見学した後、その東側にある元屋敷東1号窯、元屋敷東2号窯などを見学しました。

151218織部の里公園⑧、元屋敷東1号窯 (コピー).JPG
~ 完全復元された元屋敷東1号窯。

16世紀後半に元屋敷で、この窯が最初に築かれたそうです。

151218織部の里公園⑨、元屋敷東1号窯 (コピー).JPG

☆ 国指定史跡「元屋敷陶器窯跡」
  (岐阜県土岐市泉町久尻1246-1「織部の里公園」内)
☆ 2015年12月18日(金曜日)午前9時45分頃利用

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森田惠子

随分大きな登り窯ですね。
屋根を付きを見たのは初めて!
機会があったら、訪れてみたいです。
by 森田惠子 (2015-12-20 19:58) 

wattana

森田恵子さん、おはようございます。
岐阜県の土岐市、可児市、多治見市などには、
黄瀬戸、瀬戸黒、織部といった
桃山陶を焼いていた古窯跡があります。

なかでも国指定史跡の元屋敷陶器窯跡は最大規模の古窯で、
出土資料2400点あまりが史料価値があるとして2013年に
重要文化財に指定されています。

元屋敷窯跡から歩いて5分ほどのところに
元屋敷窯出土資料のほか桃山陶に関する展示が行われている
土岐市美濃陶磁歴史館があります。

by wattana (2015-12-21 07:28) 

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